織物はたて糸とよこ糸の交差によって様々な表情が生まれる。
世界中の多様な織物はすべて三つの基本的な織り方からはじまっている。 織物の歴史は、まるでたて糸のようだ。
ながく巻かれたたて糸に、つぎつぎによこ糸が絡まり、すこしずつ布になる。 たて糸のおわりがみえたら、またつぎのたて糸をつなぐ。
織物はたて糸とよこ糸の交差によって様々な表情が生まれる。世界中の多様な織物はすべて三つの基本的な織り方からはじまっている。 織物の歴史は、まるでたて糸のようだ。
ながく巻かれたたて糸につぎつぎによこ糸が絡まり、すこしずつ布になる。たて糸のおわりがみえたら、またつぎのたて糸をつなぐ。
何千本、何万本とあるたて糸。 近年では機械でつなぐことも増えたが、それでも今なお、熟練の「人の手」にまさる道具はない。
今よりもっと喜びにあふれた未来をねがいながら わたしたちは、「今」という布を織りなす。
コンセプトについて
特別な工法でつくられた新たな丹後ちりめんをつかった”作り手の顔が見える”安心感を大切にしたおくりもの。日々の生活を彩るプロダクトを通して、身近な誰かを想う”ちいさなやさしさ”を届けるおてつだい
私たちの故郷を未来へ繋ぐため、 人に、地球に、社会に、そして私たちにとってやさしい循環を。
みんなを巻き込み、やがて大きな輪になりますように。
丹後は約1,300年続く日本有数の織物産地。
受け継がれてきた技術を次の世代につなげるために、丹後織物に触れる第一歩目として。
豊かな自然に恵まれた丹後。
ロゴマークについて
織物の基本となる三原組織をモチーフとして組み合わせることで、それぞれの形で織物産地にたずさわる三人を表現した。左上の丸は「自分たち以外のもの」を表しており、周囲を巻き込み、ともにかたちづくるという意味が込められている。全て角のない●、▲、■のみで構成したロゴは、赤ちゃんから大人まで認識しやすい形を目指した。
メンバーについて
京丹後市出身
海外留学後、自動車国産ディーラーで営業職を経験し、2019年より地元・京丹後市で家業の織物・印刷業を行う大善に従事。
京丹後市在住。
美術大学卒業後、印刷会社でのグラフィックデザインの経験を経て、2015年より婚礼衣裳メーカー二条丸八にてデザイン・企画開発を担当。
宮津市在住。
与謝野町出身
英国大学院卒業後、海外メーカーの営業企画職を経て、2019年から実家の丹後ちりめん織元・臼井織物にて織り手として従事。
与謝野町在住。